交通事故の賠償基準

交通事故における損害賠償の基準は大きく分けて4つあります。
保険会社基準が3つ、弁護士会基準が1つです。
損害賠償額の算出にあたっては、これらの基準を使って計算します。

保険会社基準

任意保険会社基準

損害保険会社が交通事故の被害者と示談交渉をする際に、用いる損害賠償基準です。

自賠責保険基準

自賠責保険で交通事故の被害者に支払われる際の損害賠償基準です。

人身傷害賠償基準

保険会社が、交通事故の被害者に人身傷害保険を支払う際の賠償基準です。

弁護士会基準

弁護士会が過去の裁判例を参考に算定した基準です。
弁護士会基準は赤い冊子になっていることから、「赤い本」「赤い本基準」と呼ばれます。

弁護士会基準

赤い本基準

「赤い本」とは交通事故における損害賠償基準の1つです。
東京の3つの弁護士会が東京地方裁判所の地裁交通事故専門部と協議して作成した、交通事故被害の賠償基準です。赤い本の賠償基準で算出した賠償額は、任意保険会社基準による金額よりも2~3割程度高いといわれています。

交通事故の被害者が弁護士に依頼すると、任意保険会社は自社の交通事故損害賠償基準ではなく赤い本基準で支払うことを前提に示談交渉してくるのがほとんどです。そのため、交通事故被害者が弁護士に依頼する前と後では保険会社からの示談提示額が増額するというのは不思議なことではありません。